一つの言葉で境遇が大きく変わることだってある
38度を超える猛暑日の今日、とある面接を受けてきた。
一応本命でしかも最終面接であったので、かなりの準備をして臨んだ。
30分くらいのやや長めの面接だった。
最後までとくに悪い雰囲気になることもなく、順調に進むことができた。
しかし、家に帰ってなんとなく面接について振り返ってみると、明らかに1つ良くない発言をしてしまっていたことに気がついた。
かなりNGに近いのではないかと自分でも思ってしまったほど致命的なミス。
自分にとっては想定外の質問だったので、その場で咄嗟に言った答えだった。
ある意味"素"の答えである。
後にその答えに対しての(いい意味での)補足も付け加えたものの、やはり致命傷になった可能性は拭えない。
何故あの時、あんな発言をしてしまったのだろう…
今までの努力を全て無にしてしまいかねないような発言をしてしまったことを激しく悔やんだ。
考えてみれば、ある1つの言葉がきっかけでその後の境遇が大きく変わったことが過去に何度もあった気がする。
例えば、自分に非があった時に、ただ「ごめんなさい」だけ言えば済むところで「でも、○○も悪いでしょ」とか「△△だったから仕方ない」などと余計な事を言ってしまったり、相手が真剣に悩んでる時に逆に相手を更に追い込むような事を言ってしまったり…
更には好意を持っていた人に対してもそういう発言をしてしまったことがあった。(強烈な罪悪感に襲われた)
そして相手の一言で自分が大きく傷付いたこともしばしばあった。
こうして1つの言葉がきっかけで関係が悪化し、疎遠になってしまった人もいた。
勿論、相手の一言に助けられたということもあった。
しかし、自分の場合ポジティブな事よりもネガティブな事の方が圧倒的に多い。
加害者になると同時に自分も被害者になってるのだ。
これは「言葉遣いを気を付けよう」だけで対処できるものなのだろうか。
何か根本的な事を変えなければ咄嗟の時に相手を不快にさせたり、また問題ある発言をしてしまうのではないか。
人間の言葉が怖い
こんなことを平気で言ってしまう自分が嫌い
自らの将来を決める最も大事な局面で、このような過ちを犯してしまったことは、結果がどうあれ一生ネガティブな記憶として残り続けるのだろう。
今日の試験会場の様子、面接官の顔、例の発言が頭の中でぐるぐる回り続けて自分の心を締め付けている。
つらい…
やっぱり俺って人間向いてねぇな
生きるの向いてねぇな
人間やめたい…